ブログに戻る
100 Days of Deception(100日の嘘)tvNドラマドラマ考察韓人愛国団1932年の上海100日の嘘 実際の歴史

100 Days of Deception(100日の嘘)| 3話の汽車の切符の日付を計算すると… ちょうど3週間後、上海で「あの日」が起きる

Gordon Insight·

⚠️ 『100 Days of Deception(100日の嘘)』1〜6話の内容を含みます。考察・予想は本文中で「私の解釈」「ピック」と明記しています。

4話で、佐藤を殺すために上海から来たと打ち明ける人物がいます。クグクダン(救国団)の狙撃手、ソランです。ところが同じ4話で、佐藤の口からも「上海」が出てきます。警察の幹部を前にして、佐藤はこう切り出すんです。「上海のかせいふの差し金で、総督閣下の暗殺を企てたというのは…」

かせいふ。ふつうに聞けば、家事をしてくれる「家政婦」のことですよね。佐藤の家にも、ヤナギという家政婦がいますし。ところが、佐藤の言うこの「かせいふ」は、人ではなかったんです。

6話までのあいだ、このドラマのセリフには、実在の歴史上の名前がひそかに織り込まれてきました。金九(キム・グ)、イ・ボンチャン(李奉昌)、イ・ドクチュ(李徳柱)、そしてナム・ジャヒョン(南慈賢)。

そこで今日の問いはこれです。佐藤の言う「上海のかせいふ」の正体は何だったのか? そしてそのころ上海では、何が起きていたのか?

ヒントをひとつ。このドラマの暦どおりなら、3話のちょうど3週間後、上海で韓国の歴史に深く刻まれた大事件が起きます。ドラマがその日までたどり着くのかどうかは、最後に考えてみましょう。ドラマのセリフをひとつずつ照らし合わせていき、最後にはGordon Insightの新しいピックも挙げてみます。

ドラマの時計

まずは、このドラマがいつの話なのかをはっきりさせましょう。3話でガギョンが手に入れた面接の手紙を見ると、日付は4月9日土曜日の午後1時。アメリカ留学がかかった面接なので、ガギョンは慌てて今日の日付を確かめます。今日は4月8日。面接はもう明日です。

1930年代で4月9日が土曜日にあたる年は、1932年と1938年の2つだけ。

ところが、ガギョンが手にした汽車の切符に、答えがはっきり刻まれています。昭和七年、つまり1932年の4月8日です。

3話、ガギョンが手にした汽車の切符。「昭和七年 四月八日」と刻まれている

ⓒ tvN『100 Days of Deception(100日の嘘)』

さらに、これをもう一度裏づけるセリフが4話にあります。佐藤が警察幹部の前で口にする名前は、金九。金九の指示を受けた者の仕業だとして、こう続けます。「イ・ボンチャンが東京で天皇陛下を狙った大逆事件は、わずか三か月前のことだ」

イ・ボンチャンの義挙は1932年1月8日。そこから三か月なら4月ですよね。3話の手紙とぴったり一致します。

このドラマの時計は、1932年4月に合わせられているんです。そしてこの4月は、韓国の歴史にとって本当に重い月でした。

「かせいふ」の正体

もう一度4話、佐藤の言葉に戻りましょう。イ・ボンチャンの次に佐藤が持ち出した事件は、黄海道で捕まった「不逞団」の話です。そして彼らが受けていたというのが、この記事の冒頭で触れたあの言葉、「上海のかせいふの差し金」でした。

この場面、画面の左下を見ると、ドラマ自身が注釈を付けています。

4話、佐藤が「上海のかせいふ」を口にする場面。画面左下に、ドラマが付けた「假政府(仮政府)」の注釈が出ている

ⓒ tvN『100 Days of Deception(100日の嘘)』

かせいふの「か」は、家事の「家」ではありません。「偽りの」、あるいは「仮の」という意味の「仮(假)」です。仮政府とは、国際法上認められていない政府という意味。当時の日本は、上海の大韓民国臨時政府をこう呼んでいました。その時代の言葉を、ドラマはそのまま佐藤の口に乗せたわけです。

実際、当時の新聞にもこの言葉がそのまま出てきます。国史編纂委員会がまとめた臨時政府の資料を見ると、総督府の機関紙「毎日申報」は1919年の時点ですでに「上海仮政府」と書いていました。「東亜日報」や「朝鮮日報」の記事の見出しにも、「上海仮政府員」「上海仮政府軍資金」といった言葉が並んでいます。

つまり佐藤の言葉をかみくだくと、こうなります。黄海道で捕まった連中は、上海の臨時政府が送り込んだ、と。

でも、このセリフにはもうひとつ隠されていることがあります。佐藤が口にしたその事件は、実際に起きたことなんです。その話は、少しあとでまたしましょう。

上海から来た人々

ドラマのクグクダンも、上海から来ています。3話、警察が旅館を捜索する場面で、ヒデオが確かめるのはこれです。「クグクダンというと、上海に本拠地を置く団体のことですか?」 その場でガギョンが旅館の人たちに伝える言葉も、クグクダンという独立軍をこの旅館にかくまったのか、という問いでした。

上海に本拠地を置く独立軍。2話では名前まで出てきます。警察の報告によれば、クグクダンの中核要員、ハン・チョルリョン。12年前の鍾路警察署長暗殺未遂事件の犯人で、2年前に出所したあと、向かった先は上海でした。

ソランも同じです。2話でソランが語った身の上話にも、上海にクグクダンというところがあると聞いたことがあった、というくだりが出てきます。

2話には、仮政府の本当の名前がそのまま出てきます。フィリップの話では、自分たちが佐藤を狙っていることは臨時政府も知っているはずだから、あちらの人間でもないだろう、と。臨時政府。佐藤が「仮政府」と呼んだ、まさにその存在です。クグクダンの計画は上海までつながっている、ということですね。

そして3話、ガギョンを密偵として送り込むかどうかで、クグクダンのメンバーが言い争います。密偵とはどんな立場なのか。「上海本部の命綱まで、すべて握る立場です」

上海本部。京城のクグクダンの後ろには、上海がいるわけです。では実際の1932年、上海には誰がいたのでしょうか?

上海の実在の秘密組織

1932年の上海には、大韓民国臨時政府がありました。1919年に樹立され、その時点で13年持ちこたえていたんです。ところがそのころの臨時政府は、独立運動の資金が足りず、内にも外にも困難を抱えていました。国家報勲部がまさにこのドラマを題材に作った動画も、当時をそう振り返っています。

そこで金九が切ったカードが、1931年にひそかに作った組織、韓人愛国団です。目的はただひとつ。日本の中枢で、その首脳たちを狙うこと。団員たちは太極旗の前で宣誓し、旅立っていきました。

上海に本部を置き、人を送り込んで総督や天皇を狙う。どこかで聞いた話ですよね? 私には、ドラマのクグクダンがこの韓人愛国団にそっくりに見えます。

そして佐藤が口にした事件こそ、この韓人愛国団の義挙でした。その義挙の先に、3話から3週間後の「あの日」があります。

三か月前、東京

ひとつ目は1932年1月8日、東京です。韓人愛国団の団員イ・ボンチャンが、天皇の行列に向けて爆弾を投げました。東京のど真ん中、警視庁のすぐ目の前で起きた出来事でした。

ところで、イ・ボンチャンにはヒデオと似たところがひとつあります。日本で日本名を名乗り、日本人のように暮らしていた朝鮮の青年だったそうです。そんな彼が上海の金九を訪ね、天皇を狙うと名乗り出ます。日本人として生きてきた朝鮮人が、最後に自分が何者なのかを選んだわけです。

爆弾は天皇には届きませんでしたが、日本は大騒ぎになりました。新聞各紙が号外を刷り、中国の新聞もこのニュースを大きく報じました。

そしてこの事件を、ドラマの総督も忘れられずにいます。5話、京城に戻った総督はこうぼやきます。「イ・ボンチャン、イ・ドクチュのような連中のせいで…」 朝鮮でいちばん上に立つ人間が、日程を隠してこそこそ動く始末だ、と。

では、イ・ボンチャンの隣に並んだ名前、イ・ドクチュとは誰なのでしょう? 佐藤が言っていた、まさに黄海道のあの人物です。

黄海道で捕まった人々

1932年の春、金九は2人を朝鮮国内に送り込みます。イ・ドクチュとユ・ジンシク(兪鎮植)。狙ったのは朝鮮総督の宇垣でした。2人は決行の準備を進める途中、黄海道の信川で捕らえられます。韓国民族文化大百科事典も、この事件について黄海道で逮捕されたと記しています。その年の夏、2人には懲役7年の判決が下りました。

もう一度4話のセリフを思い出してみましょう。黄海道で捕まった不逞団、上海の仮政府の差し金、総督暗殺。場所も、標的も、黒幕もぴったり合います。ドラマは実際の事件を、佐藤の口からさりげなく語らせていたんです。

5話では、総督も同じ話をします。幹部たちを集めた席でのことです。金九の差し金を受けた連中が、自分を殺そうと朝鮮にこっそり潜り込んでくる、と。4話では「上海の仮政府の差し金」、5話では「金九の差し金」。佐藤が仮政府と呼んだその黒幕を、総督は金九と呼んだわけです。実際にイ・ドクチュとユ・ジンシクを送り込んだのも、金九でした。

では、ドラマのクグクダンは? 5話、けがをした同志をかくまった部屋では、今夜クグクダンが東崇洞で佐藤を狙って失敗したらしい、という知らせが飛び交います。そしてその代償に、クグクダンからも何人も死者が出た、と。

実際の韓人愛国団もそうでした。イ・ボンチャンは帰ってこられず、イ・ドクチュは懲役7年。一度旅立てば、戻ることの難しい道だったんです。

失敗すれば、次に来るのはいつだって掃討です。佐藤の命令は、クグクダンを根絶やしにしろ、というものでした。

世界に伝えて

もう一度、4話のあの場面へ。佐藤はクグクダンをこんなふうにもこき下ろします。西洋の外国メディアでさえ、あいつらを「テロリスト」と呼んでいる、と。

世間が彼らを何と呼ぶのか。これはドラマの中のほかの人々にとっても、とても大切な問題です。2話で、フィリップとソランが上海で交わした約束をめぐってぶつかります。その約束とは何だったのか。ソランの言葉ではこうです。「朝鮮が主権を奪われた不当さと、日本の蛮行を世界に伝えてください」 そして自分たちの役目は、「銃と爆弾は、私たちが使います」

2話、上海での約束をめぐってソランと向き合うアメリカ人記者フィリップ

ⓒ tvN『100 Days of Deception(100日の嘘)』

だからこそ、4話でソランが打ち明ける結婚の秘密は、何も知らないアメリカ人にわざと近づいて結婚した、というものなんです。銃はクグクダンが、ペンはアメリカ人記者のフィリップが。ソランの結婚は、最初からそのペンのためだったんですね。

そして1932年、世界の目は実際にこちらへ向いていました。3話でフィリップはヒデオに、国際連盟の調査団がもうすぐ京城に来るそうですね、と話を振ります。調査団がはるばる東アジアまで来た理由も、その場で出てきます。満州事変、上海事変。

1931年の満州事変、そして1932年1月の上海事変。国際連盟は満州事変の真相を調べるため、調査団を送り出しました。そしてこの調査団に、指を切って手紙を書いた朝鮮の女性がいたんです。

女性スナイパー

その話の前に、まずは6話のこのセリフから。ナ・ビョンスンがクム・ソクジュンにクグクダンの知らせを伝えるのですが、クグクダンが佐藤を殺そうと仕組んだらしい、というんです。フィリップの家で起きた、あの狙撃のことですね。

そしてビョンスンが突き止めたことが、もうひとつあります。クグクダンに女の狙撃手がいるのは本当らしい、ということ。その腕前を比べる名前が、これです。「ナム・ジャヒョンにも劣らない腕前だとか…」

ナム・ジャヒョンは、実在の人物です。1932年、国際連盟の調査団がハルビンに来たとき、指を切り、「韓国の独立を願う」という意味の血書「韓國獨立願」をしたためました。そして翌年、日本の大使を狙い、爆弾を隠し持って物乞いの老婆に変装して向かう途中で捕まったそうです。その後、ついに殉国しました。

ドラマのクグクダンの女性狙撃手といえば、ソランですよね。ナム・ジャヒョンと並び称される狙撃手とは。ソランが上海から来たという言葉が、少し重く響きます。

調査団が来る前に

では、国際連盟の調査団の話に戻りましょう。先ほど見た5話のあの席で、総督が幹部たちに最初に告げたのは、国際連盟の調査団がまもなく京城に来る、ということでした。3話でフィリップが話題にした、まさにその調査団です。

この訪問に何がかかっているのかも、総督ははっきり口にします。満州国の正当性を国際連盟に認めさせるには、満州と朝鮮が平和に発展している姿を調査団に見せなければならない、と。

ところが総督の頭痛の種は、満州にもありました。総督の口からは、チ・チョンチョン(池青天)、ヤン・セボン(梁世奉)といった名前が出てきます。この2つの名前にも、ドラマは注釈を付けています。チ・チョンチョンは韓国独立軍の総司令官、ヤン・セボンは朝鮮革命軍の総司令官。2人とも1932年、満州で日本軍と戦っていた実在の独立軍司令官です。

イ・ボンチャン、イ・ドクチュ、ナム・ジャヒョンに続いて、またしても実在の人物です。そこで総督が出した結論は、朝鮮総督府は京城の治安維持を最優先課題とする、というものでした。そして政務総監、つまり佐藤に個別に下した命令は、京城駐在の外国人記者の管理にも心血を注げ、ということ。

京城にいる外国人記者。ドラマでは、アメリカ人記者のフィリップですね。佐藤があれほどフィリップに気を配る理由は、ここにあります。2話でも総督は電話で佐藤に念を押していました。あのアメリカ人記者が朝鮮の情勢に不安を覚えるようなことは、絶対にあってはならない、と。

フィリップも、自分が握っているカードをわかっています。6話でフィリップが指摘するのは、こういうことです。満州国のことで世界の目が日本に集まっている今、フィリップがケアムリ事件を報じるかもしれないと佐藤が判断したら? そうなったら、どうなるのか。ソランの答えは、満州国がかかっている状況で外国メディアが騒ぎ出せば、佐藤は政務総監の座を退くことにもなりかねない、というものです。

外国メディアのたった一行が、総督府のナンバー2の座まで揺るがしかねない、ということですね。6話にはこんなセリフも出てきます。あの時も外国人記者が海外に報じたせいで、裁判沙汰にまでなった、と。ケアムリ事件、ドラマが大正8年、つまり1919年の出来事として語るあの事件も、外国人記者の記事ひとつで裁判にまで至ったというわけです。

だからソランがフィリップに託したペンは、銃に劣らず恐ろしい武器だったんです。

4月29日、上海

ここでもう一度、ドラマの時計に戻りましょう。3話が4月8日。では、その年の4月の終わり、上海では何が起きたのでしょうか?

1932年4月29日、上海・虹口公園。天皇の誕生日(天長節)と上海事変の戦勝をあわせて祝う式典が開かれました。

その日、その場所に、ひとりの青年がいました。尹奉吉(ユン・ボンギル)。上海で野菜売りとして暮らしながら、日本軍の動きを探っていた人物です。決行を控えた4月26日、彼は韓人愛国団に加わり、宣誓をしました。祖国の独立のため、侵略してきた敵の将校たちを討つという誓いでした。

金九が手渡した爆弾は2つ。ひとつは水筒の形、もうひとつは弁当箱の形でした。

その日の実際のフィルムが残っています。壇上には、上海派遣軍司令官の白川をはじめとする日本の首脳陣が並んでいました。その朝、尹奉吉は金九と時計を交換したそうです。私の時計はもうあと1時間しか使い道がありませんから、先生の時計と取り替えましょう、と言って。

そしてその壇上に向けて、尹奉吉が水筒爆弾を投げます。

白川は重傷を負って1か月ほど後に亡くなり、居留民団長の河端も命を落としました。重光公使ら多くの要人も重傷を負いました。

よく「弁当箱爆弾」として記憶されていますよね? その弁当箱爆弾は、決行のあと自ら命を絶つために取っておいたものだったそうです。しかし自爆は失敗に終わり、彼はその場で捕らえられました。そしてその年の12月、日本で銃殺され、殉国しました。

その日、壇上で重傷を負った重光公使は、片脚を失いました。そして13年後の1945年、杖をついて戦艦ミズーリに乗り込み、日本の降伏文書に署名したのが、まさにその重光です。

金九はその後、外国メディアを通じて、これが韓人愛国団の義挙だったと世界に明かしたそうです。ソランがフィリップに頼んだ、まさにそのこと。世界に伝えることです。

そしてこの出来事は、中国を動かしました。中国の蒋介石もこの義挙を絶賛したといいます。ここでいう中国は、今の共産党政府ではありません。蒋介石の国民党政府、のちに台湾へ移った、あの中華民国政府です。中国の人々は韓国の独立運動を見直すようになり、その政府は臨時政府を積極的に支援し始めました。その支援は、1940年の韓国光復軍の創設にまでつながったそうです。

日本の対応は苛烈でした。上海の韓国人を次々と捕らえ、金九の首には多額の懸賞金がかけられたといいます。臨時政府は結局、長く拠点にしてきた上海を離れなければなりませんでした。

ドラマの総督府が治安をあれほど締めつけている、まさにその4月。その月の終わりに、この出来事が起きたんです。

3話の汽車の切符の4月8日から、ちょうど3週間後の4月29日。私には、ドラマの時計がその日に向かって進んでいるように見えます。

今日の答え

さて、最初の問いに戻りましょう。佐藤の言う「上海のかせいふ」は、家事をする家政婦ではなく、当時の日本が上海の大韓民国臨時政府を指して呼んだ言葉、「仮政府」でした。

ドラマが口にしたイ・ボンチャン、イ・ドクチュ、ナム・ジャヒョン、チ・チョンチョン、ヤン・セボン。そしてドラマがまだ口にしていない、その月の終わりの尹奉吉まで。すべて1932年に実在した名前です。

だから私には、クグクダンが1932年の韓人愛国団の影のように見えるんです。上海の本部、京城に入り込んだ工作員、そして彼らが狙う総督府のナンバー2、佐藤。

もちろん、これは私の解釈です。ドラマがこの歴史をそのままなぞるかどうかは、誰にもわかりません。それでも、この時計を知ったうえで見ると、セリフの一行一行が違って聞こえてきます。

Gordon Insightのピック

では7話の前に、Gordon Insightの新しいピックを3つ挙げてみます。

ピック1。ドラマの時計が4月の終わりにたどり着くと、虹口公園の知らせが京城まで届く。そしてそれが、クグクダンが動き出す合図になる。

ピック2。国際連盟調査団の京城訪問が、フィリップの舞台になる。ソランが頼んだ、世界に知らせるためのあの記事が、そのとき出る。フィリップが記者だという設定、国際連盟の調査団、そして西洋の外国メディアの話を持ち出した佐藤の言葉。私は、この3つがひとつの局面に集まるのが、まさに7話からだと見ています。

ピック3。佐藤が本当に狙っているのは、京城のクグクダンだけではない。上海本部だ。2話で佐藤は、本当にクグクダンかどうかは重要ではない、クグクダンの仕業にすればいい、と言います。犯人は誰でもよく、大義名分が必要だったわけです。そして続く言葉が、「この機会に、クグクダンを根絶やしにする」。根というなら、3話で聞いたあの上海本部でしょう。

みなさんの予想はどうですか? ドラマは本当に4月29日を描くのでしょうか? 7話が終わったら、このピックが当たったかどうか、すぐに採点します。

出典

実際の歴史

  • 가정부(假政府、仮政府) — ドラマ4話の画面注釈 · 국사편찬위원회 한국사DB(国史編纂委員会 韓国史データベース)「대한민국임시정부자료집」(大韓民国臨時政府資料集。毎日申報1919年、東亜日報・朝鮮日報1920年の記事見出し)
  • 韓人愛国団(1931年)・イ・ボンチャンの義挙(1932年1月8日) — 한국민족문화대백과(韓国民族文化大百科事典) · 국가보훈부(国家報勲部)「드라마 '100일의 거짓말' 1932년 실제 역사는?」(2026年10月14日)
  • イ・ドクチュ、ユ・ジンシク(1932年、黄海道で逮捕) — 국가보훈부 공훈전자사료관(国家報勲部 功勲電子史料館) · 한국민족문화대백과(韓国民族文化大百科事典)
  • 上海事変(1932年1月28日〜5月5日) — 米国務省 FRUS(Foreign Relations of the United States)
  • 尹奉吉の義挙(1932年4月29日) — 한국민족문화대백과(韓国民族文化大百科事典)「윤봉길」「훙커우공원 의거」 · KBS 히스토리〈영상한국사〉(KBSヒストリー『映像韓国史』)180・182(蒋介石の評価は179)
  • 水筒爆弾の投擲、弁当箱爆弾(自決用)、12月の日本での殉国 — 한국민족문화대백과(韓国民族文化大百科事典)「윤봉길」「훙커우공원 의거」 · KBS〈영상한국사〉180
  • 義挙後の中国(中華民国国民政府)による臨時政府支援 — 한국민족문화대백과(韓国民族文化大百科事典)「훙커우공원 의거」 · 서울신문(ソウル新聞)「이달의 독립운동가 윤봉길의사」(1992年4月1日)
  • 重光葵(1932年に負傷、1945年9月2日に戦艦ミズーリで降伏文書に署名) — Wikipedia "Mamoru Shigemitsu" · TIME
  • ナム・ジャヒョン(1932年の血書「韓國獨立願」) — 한국민족문화대백과(韓国民族文化大百科事典)「무토 암살 의거」
  • チ・チョンチョン(韓国独立軍総司令)・ヤン・セボン(朝鮮革命軍総司令官) — ドラマ5話の画面注釈 · 한국민족문화대백과(韓国民族文化大百科事典)「쌍성보전투」 · 서울신문(ソウル新聞、2019年12月24日)

ドラマ

  • tvN開局20周年特別企画 土日ドラマ『100 Days of Deception(100日の嘘)』1〜6話(Netflix・TVINGで配信、全16話) — 4話「仮政府(假政府)」、5話 チ・チョンチョン、ヤン・セボンの画面注釈
  • 演出:ユ・インシク、キム・ユンジン · 脚本:リュ・ボリ · 制作:スタジオドラゴン、ナンマンクルー

動画で使った資料映像

  • KBS 히스토리〈영상한국사〉(KBSヒストリー『映像韓国史』)178・180・182(1932年の現場フィルム)
  • 국가보훈부(国家報勲部)YouTube「드라마 '100일의 거짓말' 1932년 실제 역사는?」(2026年10月14日)
  • 국사편찬위원회 한국사DB(国史編纂委員会 韓国史データベース) · 국가보훈부 공훈전자사료관(国家報勲部 功勲電子史料館) · 한국민족문화대백과사전(韓国民族文化大百科事典) — ページ画面
  • 地図のモーショングラフィックス(地形データ:Natural Earth/world-atlas)

この記事の場面写真とセリフは批評・レビューを目的として引用しており、著作権は各権利者に帰属します。