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100 Days of Deception(100日の嘘)tvNドラマ韓国ドラマ考察7話プレビュークム・ソヒ堤岩里虐殺

100 Days of Deception(100日の嘘)7話プレビュー|「クムという姓が珍しいのは知っているか?」佐藤がクム・ソヒという名前に引っかかった理由

Gordon Insight·

⚠️ 6話本編のすべて(結末を含む)と7話公式予告の内容に触れます。解釈と予想は、本文で「私の解釈」「ピック」と明記しています。

6話のラスト、ひとり残った佐藤が二つの名前を並べてつぶやきます。クム・ソクジュン、そしてクム・ソヒ。私はこのひとりごと一つで、背筋がぞっとしました。

クム・ソクジュンは、2話の晩餐会で佐藤を撃ったあの男です。そしてクム・ソヒは、私たちのガギョンが総督府で使っている偽名ですよね。

ところが佐藤は、この二つの名前を並べる直前、警務局長のフクダにある質問を投げかけています。

「クムという姓が珍しいのは知っているか?」

珍しい姓、つまりめったにいない名字だということ。その一言で、フクダの顔がこわばります。

このドラマのタイトルは『100 Days of Deception(100日の嘘)』。6話は、その嘘のど真ん中に、ひとつの名前が置かれた回でした。

というわけで、今日の問いはたった一つです。佐藤はなぜ、クム・ソヒという名前に引っかかったのでしょうか?

答えは、6話のあちこちにすでに仕込まれていました。場面の順番に一つずつ取り出していき、最後に7話の予告を読み解いて、Gordon Insightのピックまで張ってみます。

6話のラスト、暗い執務室の椅子にひとり座り、何かをつぶやく佐藤シンイチ

ⓒ tvN『100 Days of Deception(100日の嘘)』

雨の中の銃

まずは5話のラストからおさらいしましょう。スパイをやめると言って雨の中へ飛び出したガギョン。その後ろを、銃を隠し持ったフィリップが追いかけていきました。

その銃が誰に向けられていたのか、6話はすぐに見せてくれます。ヒウォンに戻ったフィリップの前に、ソランが立ちはだかります。フィリップは、どいてください、裏切り者は始末する決まりを忘れたんですか、と詰め寄ります。ソランの答えは、先にガギョンを信じなかったのはむしろ私たちのほうだ、というもの。ソランから見れば、ガギョンにとって裏切りなんて、そもそも選択肢にないことなんです。

結局、フィリップが一歩引きます。一度だけ説得してみる、と。その一度きりの説得こそが、6話の最初の場面でした。

フィリップがガギョンの前で切ったカードは、ソランの過去。ケアムリで、夫が同志を密告せずに耐え抜くと、佐藤はその娘を殺した、という話です。その娘の名前がソヒでした。つまりガギョンが使っているクム・ソヒという名前は、佐藤が殺した子どもの名前なんです。

フィリップの最後の頼みは、ソランのことを少しだけわかってあげてほしい、というものでした。

その夜、ずぶ濡れのまま横になったガギョンがソランに話したのは、自分の母親のことでした。自分を置いて出ていった母。そしてガギョンはソランに、なんだかソヒが少しうらやましいと言います。娘のために命を懸けてくれる母親がいたのだから、と。

そして翌朝。ガギョンがソランに真っ先に尋ねたのは、政務総監暗殺の日取りです。できるだけ急いだら、いつまでにできるのか、と。ソランの答えは一か月。するとガギョンは念を押します。一か月後には、何があっても自分をアメリカに送ってもらう、と。ソランは一瞬息を整えてから、約束すると答えます。

ここで私は鳥肌が立ちました。4話でソランがフィリップに打ち明けた言葉があるんです。ガギョンをアメリカに送る方法なんて、最初からないのだと。三か月が一か月に縮んだだけで、この約束は初めから守れない約束だったわけです。

ガギョンは偽名で働き、そのガギョンを動かしている約束も偽物。ところが、その偽名を真っ先にのぞき込み始めた人物がいました。

二つの指令

5話でフクダに頬を叩かれたヒデオ。もともと朝鮮人であるこの養子に、佐藤はほめ言葉のつもりで、感情を表に出さないのが日本人だと言い聞かせます。

そして本題はクム・ソヒでした。あの子がお前を頼り、お前を信頼するように仕向けろ、というのです。ただし、条件が一つ付きます。あの子はお前を信じなければならないが、「お前はそうなってはならない」。

ヒデオの表情が揺らいだその瞬間、佐藤がひとこと付け加えます。お前の母親もそうだったではないか、と。ヒデオは自分を育ててくれた養母を、いま京城でひそかに探しています。佐藤は、その傷を正確に押してくる人間なんです。

ところが同じ夜、ヒウォンでもまったく同じ指令が下ります。今度はソランからガギョンへ。佐藤ヒデオの心をつかめ、と。ソランが付けた条件は、私情は絶対に持つな、ということ。ガギョンは、そんなことは絶対にありません、と自信たっぷりに答えます。

信じさせても、自分は信じるな。二人がまったく同じ指令を受けて、向かい合って座っているようなものです。私は、この鏡合わせの構図こそが6話の骨組みだと思っています。そして指令というのは、いつだって破られるためにあるものなんですよね。

イシカワ

一方ヒウォンでは、フィリップが逮捕されたクム・ソクジュンを救い出すと言い出します。ソランの夫であり、ソヒの父親です。自分が方法を探してみる、と。

フィリップが考えた方法は、佐藤のいちばん痛いところを突くこと。自分がケアムリ事件に関心を持っていると言ってやる、というわけです。では、なぜケアムリが佐藤の弱点なのか。フィリップは佐藤をケアムリ虐殺の元凶と呼びかけて、名前を言い直します。いや、イシカワだ、と。

イシカワ。佐藤のもともとの姓です。妻の実家のおかげで出世し、妻の家の姓に合わせて名前まで変えたというんですね。つまり佐藤は、名前を変えて過去を消した人間なんです。

ここは覚えておいてください。自分の名前を消した人間が、他人の名前にどれほど敏感になるか。

ところが、ソランの返事は意外なものでした。それは天に任せて、何もしないでほしい、というのです。ソランが止める理由はただ一つ。ソクジュンがケアムリの被害者だとわかれば、自分の正体までばれるかもしれない、ということです。

あの人はあなたの夫ではないのか、というフィリップの問いに、ソランは首を横に振ります。そしてフィリップに、夫はあなただと告げるんです。フィリップにとっては告白のような言葉ですよね。でも私には、ソクジュンを手放す言葉にも聞こえました。ソランはもう、夫より復讐を選んだ人なんですから。

通訳

翌日、総督府の工事現場。外国人技師のロランが怒っています。朝鮮人の作業員たちが、毎日具合が悪いと言って出てこないというんです。ところが、これを日本語に訳すヒデオが、こっそり中身を変えてしまいます。朝鮮人作業員の労働時間が長すぎて、代わる代わる病気になっているのだ、と。

おかげで佐藤は、一日一時間ずつ減らせと言います。小さな嘘がうまくいったかに見えましたが、帰りの車の中で佐藤が尋ねます。「今日の通訳は、ちゃんとやったのか?」

ヒデオが聞き返すと、佐藤は信じていると言いながら、すぐさま命令を下します。作業員の労働時間は、毎日一時間ずつ増やせ、と。

佐藤が英語を聞き取れたのか、ただ息子を試しただけなのかはわかりません。確かなことは二つ。もともと朝鮮人である息子が朝鮮人の側に立ったこと、そして佐藤がその嘘を疑っていること。

息子の通訳さえ疑う人間が、通訳生クム・ソヒのことは信じてくれるでしょうか?

ふたたび取調室

事務室に戻ったヒデオがガギョンにかけた言葉は、謝罪に近いものでした。ところがガギョンの返事はむしろ逆で、また尋問の通訳の機会があったら、もっとうまくやりたいというんです。ヒデオは冷たく一線を引きます。それより、盗んでいった私の質札を返してもらいましょうか、と。

ちょうどそのとき、警察がやってきます。警務局長がまたクム・ソヒを呼んでいるというんです。しかも、昨日と同じ男の尋問で。ここでのヒデオの反応が最高なんです。どうぞ楽しんでいらっしゃい、と送り出すんですから。ところが、続く言葉でヒデオの笑みが消えます。政務総監が、ヒデオも一緒に行かせろと言ったというんです。

鍾路警察署でフクダが打ち明けた事情はこうです。別の通訳を呼んだら、ソクジュンはクム・ソヒという名前ばかり繰り返すのだと。クム・ソクジュンは、クム・ソヒを探していたんです。

5話でフクダがガギョンをクム・ソヒと呼んだ瞬間、ソクジュンが激しく反応していましたよね。13年前に失った娘の名前ですから。そしてフクダも、その名前が引っかかり始めます。

フクダの胸に生まれたこの疑問符、覚えておいてください。6話のラストで、佐藤が同じところに戻ってくるのですから。

取調室に入ったガギョンは、いきなりミスを一つします。ヒデオのことを朝鮮語で、この方は国語に英語に朝鮮語まで全部おできになるので、と言ってしまうんです。ミスでしょうか? 私は違うと思います。ソクジュンに聞かせるために、わざと朝鮮語で言ったんです。後ろに立っているこの男は朝鮮語が全部わかるから気をつけて、という合図。これは私の解釈です。

ソクジュンが口を閉ざすと、ガギョンは朝鮮語で話をさせてほしいと願い出ます。同じ朝鮮人だから説得してみる、と。

ガギョンがソクジュンに最初に明かすのは、自分の正体です。2話のあの夜、あなたは私に銃を向けましたよね、と。そしてガギョンは、いきなり奥さまの自慢を並べ立てます。中国の方なので朝鮮語はあまりできないけれど、いい方なんだと。その奥さまが、自分にクム・ソヒというきれいな名前までつけてくださったのだ、と。

ソクジュンが同志たちの消息を尋ねると、ガギョンはまたとぼけて奥さまの話に戻します。うちの奥さまが、今のようにいつまでもお元気でいてくださればと思っていたんです、と。

フクダの目の前で、堂々と伝えたメッセージです。あなたの奥さんは生きていて、無事だ。そして、あなたの娘の名前を私にくれた。ソクジュンにとっては、13年ぶりに初めて聞く妻の消息だったでしょうね。

ところがそのとき、拷問室から警官が駆け込んできます。ソクジュンの同志が口を割ったという報告です。何をしたのかといえば、その妻の脚を折ったというんです。そして警官が読み上げるソクジュンの経歴は、「名前はクム・ソクジュン、水原のケアムリ出身だそうです」。

ケアムリ。フクダは、その名前が何を意味するかを知っています。すぐに政務総監室へ電話がかかります。

連れ出されるガギョンの背中に、ソクジュンが最後の頼みごとをします。カステラを一つ買っていけ、と。カステラ。私にはこれが、ただのおやつの話には聞こえません。ソランへの最後のあいさつか、あるいは二人だけが知る暗号か。これは完全に私の妄想ですが、7話でまたカステラが出てきたら、それが答えでしょう。

そしてこの会話のすべてを、朝鮮語が全部わかるヒデオが、後ろで聞いていました。

イ・ケットン

取調室を出て階段を上っていたヒデオが、待っていたかのように尋ねます。クム・ソヒは本名ではなかったのですか、と。奥さまがつけてくれた名前だという話を、ヒデオも聞いていたんです。本当の名前を問うヒデオに、ガギョンが返した答えは、イ・ケットン。韓国語で「犬のフン」という意味の名前です。

本当の名前はイ・ガギョンなのに、その場でもう一つ嘘を重ねたわけです。しかも、ケットンという名前は総督府には絶対に秘密にしてほしいとまで言うんです。私はここで吹き出しました。

ところが、冗談めいた会話が急に真剣になります。ヒデオは、ガギョンをフィリップの恋人だと思っていますよね。恩のある人の陰で浮気をするのか、と食ってかかります。

するとガギョンが形勢をひっくり返します。ヒデオをまっすぐ見上げて、ユ・フィリップさんと別れましょうか、と聞くんです。そしてもう一手。そうしたら私の気持ちを受け止めてくれますか、と。

ヒデオの答えは意外なものでした。話が出たついでに、今から一緒にユ・フィリップさんのところへ行こう、というんです。ガギョンがたじろぐと、ヒデオは、あなたのような人がいちばん嫌いだと言い放ちます。

でもこの場面、裏返して見るとおもしろいんです。佐藤は、信じさせても信じるなと言いましたよね。なのにヒデオは今、嫉妬で怒っているじゃないですか。指令には、もうひびが入り始めているんです。

そして同じころ、鍾路警察署の地下へ、ある人物がみずから降りてきます。

13年ぶりの対面

佐藤がみずから取調室に降りてきました。ソクジュンの前に座った佐藤は、その名を呼んでから、13年ぶりか、と尋ねます。ソクジュンが口にした佐藤の名は、イシカワ・ノブユキ。

フィリップが言っていた、まさにあの名前です。佐藤が消した名前を、ソクジュンは13年間覚えていたんです。そしてソクジュンは、佐藤を虐殺者と呼びます。

佐藤の答えはふてぶてしいものです。正当な任務だったとして、暴動を鎮圧しただけだと言うんです。万歳を暴動と呼ぶ男を前に、ソクジュンは、俺たちは平和的に万歳を叫んだだけだと言い返します。そして佐藤が持ち出す証拠は、裁判でも無罪判決を受けたということ。

13年前のケアムリの回想場面、日本軍将校の軍服姿で正面を見据える佐藤

ⓒ tvN『100 Days of Deception(100日の嘘)』

佐藤はむしろ、ソクジュンの妻を持ち出してきます。万歳運動さえしなければ、今ごろは家族と仲むつまじく幸せに暮らしていただろうに、と。それに対するソクジュンの返事こそ、私は6話最高のセリフだったと思います。「奪われた国で、幸せだと?」

そして銃声が響きます。その瞬間、同じ建物のどこかで、ガギョンが凍りつきます。今のは銃声ですよね、と。

佐藤がソクジュンにかける言葉は、夫婦仲がよほどよかったらしい、というもの。同じ時刻に一緒に死ぬほどにな、と。今の銃声は、ソクジュンの名前を吐いた同志とその妻だったんです。そして佐藤は、ソクジュンに、お前は殺さないと言います。その代わり、お前の死因は病死だ、と。

階段を駆け下りてきたガギョンを、ヒデオが止めます。今考えていることが何であれ、そうではない、と。ヒデオの手を振りほどいて入ったその場所で、ガギョンが目にしたのは、ついさっきまで奥さまの消息を伝えていた相手、クム・ソクジュンの最期の姿でした。

そこへフクダが近づいてきて、わざと話しかけます。容疑者は敗血症で死んだ、と。ガギョンが返さなければならないのは、本当に軟弱なやつでしたね、という相づち。奥さまの消息を伝えたばかりの人を、自分の口でおとしめなければならないんです。クム・ソヒという名前を守るために。

ひとりで帰ると言うガギョンを、ヒデオが追いかけてきます。何が大丈夫なんですか、と。彼がつかんだのは、ガギョンの手でした。手が震えているじゃないか、と。

家の前に着いたガギョン。ソランに、夫の最期をどう伝えればいいのでしょう。こんな話、どうしたらいいの、とひとりつぶやきます。

そこへ戻ってきたヒデオが尋ねます。大丈夫か、と。いつものように大丈夫だと言いかけたガギョンが、いいえ、大丈夫じゃない、と答えます。6話のあいだずっと嘘ばかりついてきたガギョンが、初めて口にした本当の言葉でした。

ヒデオは今、佐藤の指令どおりに信頼を得たのでしょうか。それとも、佐藤が禁じたあの気持ちを抱いてしまったのでしょうか。

1919年、堤岩里

そのころ、フクダが佐藤に報告します。クム・ソヒがソクジュンの遺体を見た、と。フクダが心配しているのは、もしユ・フィリップに知られたら、ケアムリのときのように問題になりかねない、ということです。なにしろ「あのときも外国人記者が外国の新聞に報じたせいで」、裁判にまでなったのですから。

このセリフ、ただの作り話ではないんです。ケアムリは架空の村ですが、モチーフは1919年4月の水原・堤岩里虐殺です。日本軍が二十人を超える住民を教会に集め、銃を撃ち、火を放ちました。

この虐殺を世界に知らせた一人が、カナダ人の獣医学者・細菌学者フランク・スコフィールドでした。現場の写真と証言を国外へ送ったんです。国際世論に押されて、現場を指揮した日本軍の中尉が軍法会議にかけられましたが、結果は無罪。佐藤がソクジュンの前で無罪判決を突きつけた、あの場面とそっくりですよね。

だから佐藤がいちばん恐れているのは、外国人記者なんです。そして、その外国人記者ユ・フィリップの恋人は誰でしょう? そう、クム・ソヒです。

クムは珍しい姓

佐藤はフクダの心配を一蹴します。ソクジュンは病死した、以上。

ところが、背を向けたフクダを呼び止めて、この記事の冒頭で紹介したあの質問を投げかけます。クムという姓は珍しい、と。そして水原警察署に連絡して、クム・ソクジュンの身上調書を探して送らせろと命じます。その書類がいつのものかというと、「13年前に作成したものがあるはずだ」。

13年前の水原。ケアムリ事件のときに作られた書類でしょう。そして、ひとり残った佐藤がつぶやいたのが、冒頭のあの二つの名前でした。

ところが6話には、本当のラストシーンがもう一つあります。水原警察署の書庫で、一人の警官が書類の束を取り出します。その中から出てきた一枚の写真。幼い子どもを抱いた若い女性。その顔は、ソランです。そしてこの写真が封筒に収められ、佐藤のもとへ送られる準備が整います。

水原警察署の書庫にあった書類の束から出てきた古い写真。幼い子どもと一緒に写る若き日のソラン

ⓒ tvN『100 Days of Deception(100日の嘘)』

今日の答え

では、答えをまとめてみましょう。佐藤がクム・ソヒに引っかかった理由は、三重になっていると私は見ています。

一つ目は、姓。クムは珍しい姓なのに、よりによってケアムリ出身の狙撃犯と同じ姓なんです。しかもその狙撃犯は、ほかの通訳をすべて拒んで、クム・ソヒだけを求めました。

二つ目は、ケアムリ。佐藤にとってケアムリは、名前まで変えて消した過去です。その過去をよみがえらせかねない外国人記者のそばに、クム・ソヒがいます。

三つ目は、名前そのもの。クム・ソヒは、13年前にケアムリで佐藤が殺した子どもの名前です。そして水原から届く書類には、その子を抱いた母親の写真が添えられています。佐藤がそれを開いた瞬間、死んだ子どもの名前を名乗る通訳生と、ユ・フィリップの中国人の妻が、一本の線でつながるわけです。

つまり、今日の答えはこれです。ガギョンを守ってくれていた偽名が、今やガギョンに向けられた銃になった。 ソランが娘を忘れないためにつけてあげた名前が、佐藤にとっては、消し去ったはずの過去を呼び戻す名前なのですから。

7話予告とピック

では、7話はどうなるのでしょう。予告を読み解いてみます。ヒデオが佐藤の前で、ガギョンについて、クム・ソヒさんはなかなかいい人ですと言います。ところが佐藤の指示は、それとは正反対です。「クム・ソヒの身上記録にある過去の経歴も、すべて確認しろ」。

そして、ガギョンが何かを見つけて、もしかしてケアムリ……とつぶやく一言。予告のラストでは、ガギョンが手にしたものを背中に隠し、ヒデオが何を持っているんですか、と尋ねます。

Gordon Insightのピック

さあ、Gordon Insightのピックを三つ張ってみます。

ピック1。 7話で佐藤は、あの写真の女性がソランだと気づきます。その瞬間、クム・ソヒが偽物だということも、ほぼ確信するはずです。

ピック2。 予告でガギョンが背中に隠しているもの、それはまさに水原から届いたあの家族写真です。予告に出てくる家族写真という言葉がこの写真を指しているなら、ガギョンは佐藤より先にこの写真を手に入れることになります。

ピック3。 ヒデオは今度こそ、父ではなくガギョンの側に立ちます。予告に出てくる、ヒデオのこのセリフがあるからです。「あの男は、正当な裁判を受けるべきでした」。ソクジュンの死を、ヒデオはそのまま見過ごしはしませんでした。ヒデオももともと朝鮮人で、通訳ですでに一度、父をだましてみせた人なんですから。

みなさんの予想はどうですか? 佐藤が先に書類を開くのか、それともヒデオが先にガギョンの秘密を知るのか。

ガギョンが約束させた一か月、そしてその約束の裏に隠された嘘まで。7話では、本当に盤面がひっくり返りそうです。次の回も、放送が終わったらすぐに読み解きます。

出典

実際の歴史

  • 1919年4月の水原・堤岩里虐殺と、現場を指揮した日本軍中尉の軍法会議での無罪 — 한국민족문화대백과(韓国民族文化大百科事典) · 경인일보(京仁日報)
  • スコフィールドによる虐殺の報告 — 경기일보(京畿日報)
  • 写真:フランク・スコフィールド撮影の堤岩里(1919) — Wikimedia Commons(パブリックドメイン) · スコフィールドと李承晩(1958) — 국가기록원(韓国国家記録院)
  • 文書・図版:Henry Chung, 『The Case of Korea』(Fleming H. Revell, 1921)232〜233ページ — Internet Archive(米国議会図書館所蔵本)

ドラマ

  • tvNの土日ドラマ『100 Days of Deception(100日の嘘)』6話(2026-10-25放送) · 7話公式予告(tvN DRAMA公式チャンネル)

この記事の場面写真とセリフは批評・レビューを目的として引用しており、著作権は各権利者に帰属します。